えっ!?そうだったの? 野菜が「ニガイ」理由
果物があま~いのとは逆に、ニガ~イ野菜。
これ、わかりやすい理由があります。
果物が甘いのは、動物に種を遠くに運んで欲しいから。つまり、種ごと食べてもらって、遠くでウンコと一緒に種を出して欲しいってわけですね。
それに対して「野菜」って、なんでニガイのか?
野菜って、植物本体のことです。
植物だって、動物に食べられたくない。
じゃあ、どうするんでしょう?
「苦味」を持って、「食べてもウマくないから!」ってことをアピールするわけですね。
草食動物なんかは「苦味」に鈍感で、構わずバクバク食べたりするわけですけども。
少々苦くてもダメなんだったら…と、さらに「進化」すると、今度は毒を持つようになるとか。
苦さを極めると毒になるってことです。
だから、動物としては、毒を食べて死なないように、「苦味」が許容量を超えると拒否するわけです。
まあ、でもそれは野生の話。
私たちは、野菜を摂ることが健康を保ったり、老化を緩やかにすることにつながってることを知ってるので、
苦くても我慢して食べるわけです。薬代わりという感じですかね。